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黒酢の歴史

「最古の調味料」と言われるお酢は、紀元前5000年のバビロニアで、干しブドウやナツメヤシのお酒から作ったという記録が残っているそうです。古くからお酢は、身体に良い働きをもたらすことが知られていて、紀元前400年頃には、病気の治療薬として用いられたりしていた記録があります。

日本での酢の起源というと、縄文時代前期に、放置していた果実酒が酸味を帯びていたことが始まりだと言われています。そして、奈良時代には、お酢作りが本格的になり、室町時代には、調味料として用いられるようになったと言います。

そして、中国の黒酢である「香醋」が、日本に伝わり、江戸時代後期から黒酢の製造が始まったと伝えられています。黒酢は、原料となる良質なお米とキレイな水があり、四季を通じて温暖な気候である鹿児島県姶良群福山町で作られ始めました。

明確な定義がなかった為、色が黒色のお酢はすべて「黒酢」と呼ばれていましたが、農林水産省により、2003年に、「1リットルあたり、180g以上の原料(原料は白米ではなく、糖部分がついた玄米または大麦)を使用し、熟成によって自然に褐色になったもの」という黒酢のJAS規格が設けられました。

現在でも、伝統的な製法で黒酢つくりを行っている福山町は、国内で指折りの黒酢の産地として有名です。

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